2021年9月25日 オンライン「2021年、今現在No.1の映画」

*印がNo.1映画です。

・amazon primeオリジナル シンデレラ*(80年代の良きポップスを使ったミュージカル映画。往年のそれとは違い、今の時代の女の子が描かれており、心に沁みるわけではないけど楽しめる。)

・バーバレラ(昔から好きでBlu-ray買った。ヴィジュアルも音楽も良く完成度が高い。カルト作品と言われるのは勿体ないと思う。J・フォンダがかわいい。)

・サマーフィルムにのって*(松山氏にお薦めされて観たら、本当に良かった。タイムトラベル系の小ネタが多く潜んでいてクスッとさせられる。)

・映像権には手を出すな!(手を出したw アニメも実写もどちらも面白い。坂道系の子たちもバカにできないなーと思った。)

・BILLIE ビリー(観たい作品。残ってる映像をカラー編集し半生を描くドキュメンタリー。ビリー・ホリデイ知ったきっかけは村上春樹作品に何度か出てきてたから。)

・サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)*(アメリカの世相や矛盾をテーマにした他の映像を観ていたタイミングで強く意識するようになった作品。なぜずっと封印されてきたのかなど、あとでコラムを書こうと思う。)

・ソウルフル・ワールド*(予想や期待の斜め上をいってた。CGテクノロジーが新しい次元。あらゆるシーンでキーとなるT・レズナーの音楽がなんとも良い。)

・戦場のメリークリスマス*(シネコヤに思い出の作品を観るつもりで行ったら冒頭の音楽でいきなり号泣したw 当初の感情とリンクして思いがけないほど揺さぶられた。D・ボウイの美しさがすごい。)

・サマーフィルムにのって(既出だが、坂道系で喰わず嫌いしないほうがいいなと。これ!という趣味と出会うことで心を開いていける、実際の学生さんもこうであってほしいな。)

・香港画*(日本人が作った28分の短編ドキュメンタリー。台湾防衛とか、香港映画が検閲入ってダメになっちゃったり、香港の話題がタイムリーだなと思ってこの作品にした。)

・MINAMATA(國村隼が良すぎて気持ち悪くなっちゃって星の数が減っちゃった。J・デップの作る作品はやはり一流ではないなぁと。)

・浜の朝日の嘘つきどもと(かつてとても強かった高畑充希の圧が柔らかくなった印象。地域創生型というのかな。大久保さんが死ぬときに放った一言がいい。こういうこと言えたらいいなと。)

・スウィング・キッズ*(ああいう作品を韓国は作れるんだな、日本にはそんなエネルギーがなさそう。作品はもちろん、そこにある時代背景もいい。)

・丹下左膳 百万両の壺(これに限るものではないが、古い映画が4K化されてずっと見慣れてきたものと違う、そんなのを観た時何とも言えず「あ~」っと感慨深くなる。)

・グレイテスト・ショーマン(話題になっていたパラリンピックの開閉会式、評判はいいが我ら年代はサーカスを彷彿とさせる。驚きはあるが(パラ)もう少し他の演出がなかったのかなと思う。)

・悪い種子*(サイコパスでシリアルキラーの8歳児を演じる女の子の怪演が素晴らしい。テーマが危な過ぎ終演後に「嘘だよ~ん」というクソなテコ入れがあるがそれも見どころ。)

・イカリエ-XB1*(1963年、チェコのSF。ストーリーはあるようでなくてタルいんだけど、自分の好きな要素が全て入っている。『2001年宇宙の旅』もこの辺り参考にしていると思う。)

・ラスト・クリスマス*(予告編だけ観たらベタなラブコメと思って絶対手を出さないやつ。ところが予想外すぎる後半がものすごく良かったので、前半我慢して観て!)

・音響ハウス*(とにかくハッピーでニコニコしながら観れる。曲が作られていく様子とか、いい大人が子供みたいな顔で音楽語るとか、とにかくいい。)

・MINAMATA(ジョニさん出てれば観るのは当たり前だけど、テーマも気になっていた。過去の話しではなく未だにくすぶり続けてる現実にも驚いた。)

・幼い依頼人(児童虐待の実話に基づく韓国映画。韓国、ここまでやるのか!という描写に口半開き&眉間に皺よせて観た。でも観るべきなのかもしれない、こういう映画も。)

*印がNo.1映画です。