mat_shinjiさんの2021年に見た映画トップ10

去年もコロナ渦であまり映画館に足を運べなかったのでほとんどが配信だったのが残念と言えば残念だけど、旧作で何回見直しても良いものはやっぱり良いのである。
ちなみに順番はあまり関係ありません(毎度のことですが)。

1.サマーフィルムにのって
某坂系を見直すきっかけとなったという話も聞くけれど、この後の2作を含めて演劇界の貢献が光った2020~2021年だったと思う。ラストシーンのインパクトも含めて勢いのあった作品。邦画もなかなか良い感じになってきた。

2.アルプススタンドのはしの方
2020年見逃し案件だったが、これも高校演劇を原作にしている秀作。派手さはないが役者、特に脇が素晴らしい作品。

3.ドロステのはてで僕ら
ヨーロッパ企画。ドロステ効果をタイプパラドックスものに応用するという、これは画期的な発明だったと思う。自分的にはロケ地となった喫茶店の常連になるという密かな野望も秘めた作品。

4.太秦ライムライト
「先生お願いします」…ばっさり。5万回斬られた男、福本清三初の主演映画。ほぼご本人のドキュメンタリーかと勘違いするけれど、フィクションです。脇の松方弘樹がまぁ凄いです。

5.幕末太陽傳
シン・○ヴァのラストシーンを観て思い出す。フランキー堺の居残り佐平次はやっぱり最高でした。

6.ブータン 山の教室
見逃しだったけど、京都のミニシアターで観ることができた。クラス・キャプテン(委員長)のペン・ザムがとにかく可愛い。

7.リトル・ガール
トランスの子どもたちについて考えさせられた1本。

8.マルモイ ことばあつめ
その国の言葉を奪うことは、ひとびとのアイデンティティーを奪うということだろう。舟を編む、博士と狂人など辞書編纂に関する秀作は多い。

9.月に囚われた男
SF入ってないし…とか思ったら、ドロステは一応SFだったか。低予算ながらSF映画ベスト○には必ず顔を出す名作。サイレントラニング、エイリアン、2001年などからの影響が大きい作品。

10.恋する惑星
取り敢えずフェイ・ウォンが好きなんで。この作品を観ると1週間ぐらい「夢のカリフォルニア」が脳内リピートします。

うわぁ。
次点候補が30作品以上あった…