舘野さんの2025年に見た映画トップ5

10本出せずに半分の5本になりましたが投稿します。

厳密によかった順番ではないです。

【1】教皇選挙

みなさん薦めるだけのことはあるぜと納得の一作。

撮影(ロジャー・ディーキンスじゃないのかなーと思ったら違った)と美術、音響も素晴らしい。

英語のセリフのときもラテン語っぽく聴こえるように発声しているように感じました。

【2】F1

よくある、よくできたアメリカ映画。

主役のブラッド・ピットと絡む、いつもはエキセントリックな役が多いハビエル・バルデムがごくごく普通の役で出てくるのが地味にうれしい。

ハンス・ジマーがちゃんとしたスコアを書いているけど、ダークナイトみたいだなと感じさせる旋律があったような(いやそういうのがあるほうがむしろいいんですけどね、ジョン・ウィリアムズなんて毎度同じような使いまわしてます的なウィリアムズ節で勝負していますからね)。

【3】フェラーリ

あまり褒めているひとがいない作品ですが、観た時間分は楽しめましたよ、私は。

だいたいマイケル・マンがつくる映画なんだから、映画的な「場面」をつくるのはすごいんだけど、ちゃんと感情移入できる人物を配置したり、ちゃんと脚本を練って物語をひっぱって動かしていったりというのは、あまり得意な監督じゃないというか、そうじゃなかったでしょうよ、これまでも。

アダム・ドライバーがハマり役でエンツォ・フェラーリを演じるところがよかった。ペネロペさんも怖い感じがたまらないです。

【4】ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッド・マン

3作目だけど、謎解きフォーマットがうまくはまっているようで品質が下がらずにシリーズが進んでいる。

俳優の使い方がうまい! ダニエル・クレイグはうまくジェームズ・ボンドを卒業してブノワ・ブランになりきっている。周囲を固める俳優陣も演劇的な演技が活きています。

【5】アマチュア

ラミ・マレックが主演。まあいつまでも『ボヘミアン・ラプソディ』のひとだと言われ続けるのも困るはずなので、こういう役もどんどん引き受けていいかと思った。

「戦闘経験ゼロ」のCIA分析官が頭脳と彼独自の「アマチュア」なやり方でテロリストを追い詰める、というストーリーでぼくが好きな「コンドル(ロバート・レッドフォード主演)」を思い出させてくれる一作。

ローレンス・フィッシュバーンが押さえ役に配置されています(まあ山椒というか三つ葉というか)。

■そのほか■

邦画では「侍タイムスリッパー」と旧作ですが「来る」を観ました。

アニメでは「NINJA KAMUI」とこれまた旧作ですが「虐殺器官」を観ました。

MCUとDCからの作品選出はなし(そもそもほぼ観ていない)となり、2025年は谷間の年になりました。

洋画の旧作はときどきランダムに見直していましたが、

「ザ・クライアント 依頼人」と「ゾディアック」を挙げておきます。

2026年はペースを上げて観ようと思います。